あらかん健康?日記

日々感じたこと、食べたもの、見た映画、読んだ本など

実家の墓じまいは頭が痛い

実家は母1人で住んでいますが、子は私と妹、2人とも結婚して家を出て別姓になっています。


母は80を越え、ここ数年来お墓の事を考えると夜も眠れなくなると言い、私と妹でなんとかするから大丈夫と答えていたのですが、子どもに任せるのは悪いという気持ちと、任せるとどんなことになるかわかったものじゃないという疑い?で、ついにお寺と相談して永代供養を頼むことにしたというのです。


すったもんだの末、墓石はお墓にあるものをお寺に移動する、戒名も生前に頂く、と決まり、戒名授与式があるというので行ってきました。


「葬式無用 戒名不要」とおっしゃった白洲次郎のようにはいきません。
自分のは簡単でいいと言っていた母も、ご住職から夫と釣り合わないといけないと言われて文字数10文字以上の立派な戒名になってしまいました。


文字数で戒名代が高くなるのも変ですが、ここはもうなるようになるしかないと諦めました。


これからはもっと節約しなければ、という母に、お墓にお金をかけるより自分の生活を大事にしてほしいとは言ってきましたが、長年の母の懊悩がこれで無くなるのなら良しとするしかありません。
何しろ、お墓を守るために生きているとまで言うのですから‥それにほぼ1人で墓じまいを主導したのですから、大したものではあります。


価値観は人それぞれ、でも私としては今もまだモヤモヤしているのです。