林望さんの謹訳『源氏物語』
源氏物語といえば、古くは瀬戸内寂聴さんの口語訳、最近では角田光代さんの源氏物語がありましたが、どれも途中で挫折してしまっていました^^;
ちょうど大河ドラマで「光る君へ」が放送されているところでもあり、文庫になった林望さんの謹訳「源氏物語」を読み始めました^^
読んでみると現代小説のようにすらすら読めてすごく面白い!
あ〜こういうことだったのねと初めて内容がわかるところも多く、感激しました。
林望先生が、謹訳としたのは作者の言いたかったことを行間までも掬い取りたいという思いからだとおっしゃっている通り、今までこんなに源氏物語が理解できることはなかったし、これ以上のものはもう出ないだろうと思うくらい…
去年寝る前に読んでいた「失われた時を求めて」は、わかりにくくて眠りにつくのにぴったりでしたが、この源氏物語は面白くてついつい先へ進み、寝不足になりそうです^^;
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