あらかん健康?日記

日々感じたこと、食べたもの、見た映画、読んだ本など

実母はもっと難しい!

母は田舎で一人暮らしですが、父が早くに亡くなった後、家業を継いで20年近く続けていました。ここ10年くらいは仕事もやめて年金暮らしをしています。


気が強くて元気で明るい性格が、お見合いで田舎に嫁ぎ、本家の嫁として分家や小姑の中で何十年も家業に追われたせいか、なかなか難しくこじれています。


田舎の封建的な家は恐るべし、まずお嫁に来た時に私の曾祖母から言われた言葉が「お前は財産を狙って嫁に来たのか?」だったそう。百回以上聞かされたのが、そのとき小姑もお嫁にいくところだったので、「じゃあ、あなたのお孫さんも財産を狙って行かれるのですか?」と返したという話です。


その曾祖母が亡くなるまでの介護と家業、大勢の食事の支度、すぐに私が生まれたのですが授乳する時間もなく、粉ミルクにしなければならなくなったと。


今思い出してみても、母とゆっくり食事した記憶がほとんどなく、朝は祖父母のどちらかと、夜は住み込みのお兄さんや叔父と一緒でした。


私は親に迷惑をかけないようにと空気を窺い、いい子にしていたので親に反抗することもありませんでした。(反抗期がないのはよくないですね)


その延長なのか今でも母を怒らせるのが怖く、いつも機嫌を伺ってしまいます。
年の離れた妹は母とよくぶつかりますが、母は妹には気を遣って疲れるようでそのしわ寄せもまた私に来ます。


父の死後は、一人頑張る母がかわいそうで毎日電話を入れていました。
それも馴れると不愛想になり、邪魔かと思って電話を控えると「何してたの?ずいぶん連絡がなかったけど!」とこれまた機嫌が悪くなる。
身体中痛いと言うので、「どう?」と聞くと「それは痛いに決まってるでしょ!いつでも痛いですよ!」と機嫌が悪くなります。


黙って聞くだけがいいのでしょうが、つい余計な一言を言ってしまったり、本当に難しいです。
最近コロナが落ち着いてやっと穏やかな日も増えましたが、自粛期間中はちょっとしたことで突っかかってきて、大変でした。


母の機嫌がどうかいつも不安で、電話をする時はハラハラします。
介護なさっている方が本当に大勢いらして、介護もしていないのにこんなことで愚痴を言って本当に恐縮ですが、難しいです。


近所のキンシバイでしょうか、きれいです。
長々とお読みいただき有難うございました。気持ちが昂って不適切な表現をしてしまったので、訂正しました。m(_ _)m
しかも、ゴンゴロさんのブログでこの花はビヨウヤナギだとわかりました。
キンシバイではないみたいです、失礼致しました。