あらかん健康?日記

日々感じたこと、食べたもの、見た映画、読んだ本など

女性限定?「君の名前で僕を呼んで」はとにかく美しい



男性同士の恋愛というのでなかなか手が出ませんでしたが、知り合いの30代男性(既婚でなかなかおしゃれな人)が、映画を見てきてすごくよかったと言っていたので、やっと見てみました。


北イタリアの避暑地に暮らす大学教授一家の17歳の息子(ティモシー・シャラメ)と、アメリカからやってきた研究助手の大学院生の男性(アーミー・ハマー)とのひと夏の恋。
父親の大学教授の研究対象は、ギリシャローマか考古学か、上の写真のような彫刻も出てきます。


なのですが、まずは北イタリアの美しさに圧倒されます。
とにかく情景が美しく、少年と男性も文句ない美しさなので抵抗感なく引き込まれていきました。


見た後の印象としては、ゲイの話というより若者の純粋な恋愛という感じです。
もう恋愛が関係ない歳になっても、こういう純粋な気持ちは、懐かしく感動的でした。


少年の気持ちを尊重しながら見守る両親がとても素敵で、こんな両親はめったにいないのでは?と思いますが、そのおかげで同性愛ものにありがちな世間との葛藤のようなものがなく、終始純粋な恋愛の話で終われたような気がします。
悪人が出てこないのもよかったです。


アカデミー脚色賞を取っただけのことはありました。
イケメンで有名なティモシー・シャラメは、デューン砂の惑星で主演をつとめました。
ティモシー・シャラメは演技が上手く、エンディングもよかったです。
男性にはあえてお薦めはしません^^;
女性も見るなら一人で、がお勧めです。


仙人草、毒があるそうですが、とても良い香りがします。