BSの再放送で途中からでしたが、「夏目漱石の孫、半藤末利子さん」というテロップに目が留まり、番組を拝見しました。

先日逝去なさった半藤一利さんの奥様でいらしたのですね。

漱石のご長女(筆子さん)のお嬢様で、随筆家でいらっしゃるのを存じ上げませんでした。

87歳という年齢を感じさせないキレのいい、ユーモアあふれるお話ぶりは、さすが夏目漱石のお孫さまでいらっしゃると感心しました。

中学生の頃家にあった古い「吾輩は猫である」を旧仮名遣いに難儀しながら、なんとか判読し、あまりの面白さに何度も読み返したのが、初めて読んだ漱石でした。(後で、いろいろ読み間違えていたことがわかりましたが)

その後、「三四郎」「虞美人草」「坊ちゃん」などと読み進みましたが、今も一番好きなのは「吾輩は猫である」です。

半藤末利子さんからは、少し漱石の面影が感じられるようで、とても嬉しい出会いでした。

読んでみたいと思っています。

百合がきれいに咲いていました^_^