娘はHSPだった
数年前、娘がなんとか仕事に行きながらも生きづらさを抱えて苦しんでいた頃に、雑誌か何かでHSPを知りました。
娘の状態にとても近いと思い、買って読んだのが、エレイン・N・アーロン著 冨田香里訳 「ささいなことにもすぐに『動揺』してしまうあなたへ。」でした。
数年前に出版されていたことを知り、早く知っていればと残念に思ったくらい、娘のことがやっと腑に落ちたのでした。
「敏感」なのは頭だけではなく身体にも及んでいて、幼い頃からの育てにくさもすべて納得できたのです。
赤ちゃんの頃の3年以上の夜泣きに始まり、いろんなシーンで大勢の子供がすることを1人だけ嫌がったり、鐘の音を嫌がる、雨にあたることを嫌がる、など「神経質」や「頑固」の言葉で片付けてしまっていたことに理由があったことがわかりました。
私自身も神経質なので遺伝かと思っていましたが、私はHSPではありません。
HSPの主要な性質である「物事を深く考える」という要素が全く欠けているのです。
「豊かな想像力」も残念ながら全くありません。
他にもHSP関連の本をいくつか読み、竹田友紀さんの本はとても参考になりました。
発達障害との違いもよくわかります。
長くなりましたが、これからも娘に寄り添って少しでも理解し、応援したいと思っています。
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。