映画「エール!」と「コーダ」どっちが好き
夕焼けがきれいと思ったら、なんだか面白い雲でした。
こちらは朝、近所で見た紫の花。
セージでしょうか。
あまりに暑くて感染状況も悪く、朝早くか夕方以外は家にこもっていました。
その間に映画をいくつか見ました。
フランス映画の「エール!」とそのハリウッド版「コーダあいのうた」
先にフランス版をたまたま見つけ、いかにもフランスらしい家族に惹きこまれ、意外と面白いと思いました。
いつもはフランス映画の、もやっとした終わり方が苦手なのですが、これはシンプルでわかりやすく、ハッピーエンドだったのが良かった…
その後リメイクでハリウッド版が出たこと、それがアカデミー賞を取ったことを知り、ハリウッド版を見てみました。
さすが、ハリウッド版はお金もかかっていてうまくできていましたが、大筋と小ネタはだいたい同じでした。
主人公の女の子はタイプが違いますが、父親と母親はフランス版ととてもよく似ています。
最後の歌のシーンはフランス版の方がしっくりくるような気がしましたが、甲乙つけがたいです。
ハリウッド版「コーダ」は、フランス版に比べて、耳の障害がある方の苦労が具体的に描かれ、コーダ(coda 耳の聞こえない親を持つ子どもの略称)とタイトルを付けただけあって、コーダと呼ばれる子達の複雑さが伝わる映画でした。
ハリウッド版では、父親役と母親役の俳優自身が二人とも聴覚障害者なのもとても珍しいことで、リアリティーが増したのではないでしょうか。
どちらの映画も面白く、見てよかったです。
聴覚障害者への理解がこれで少しは進むといいなと思いました。
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。